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その後の治療

ダンナさまの脳腫瘍は
頭蓋咽頭腫というもので、
ホルモンを調節する器官にできます。
(下垂体腺腫とは違います。)

手術した後は、
内分泌科に通わなければなりません。

一番大事なのはステロイド。
いわゆる副腎質ホルモンです。

これを摂取しないと血圧を上げることができません。

ステロイドも1種類ではなく、
作用の違う2種類を必要とします。

それから甲状腺ホルモンも摂取しなければなりません。

後は身体の水分を調節するホルモンも機能しないので
のどが渇く感覚がなく、その上おしっこの調節ができずに
トイレばかり行くようになります。

そうすると脱水症状になってしまうので、
無理にでも水を飲ませなければなりません。

そのために、身体の水分調節の薬が必要になります。

この薬は、飲み薬と鼻の穴にスプレーして、
粘膜から吸収させるものがありますが、
ダンナさまは両方摂取しています。

それから男性ホルモンも必要で、
皮膚に貼って皮膚から吸収させるパッチタイプと、
クリームやジェルで塗るタイプがあります。

ダンナさまは、ステロイドを飲んでいるせいもあって、
皮膚が弱くなっているので、クリームを使用しています。

男性ホルモンというと、下の方と思うかもしれませんが、
男性にとって、筋肉を維持するのに必要なんです。

術後は特に、多量のステロイドを摂取しているので、
血糖値が上がります。

そのため、糖尿病にならないよう、
食事に気をつけなければいけません。

ドクターに指示されたわけではないのですが、
血糖値をはかるキットで毎日検査をしました。

その他は、脳のてんかんを抑える薬、
たくさんの薬を飲むため、便秘になるので、
便秘薬などを飲んでいました。

内分泌科のドクターは
ダンナさまが死にかけたことを知っているので、
よくやってくれました。

この先生がよく内容をわかって
対処してくれているので助かっています。

それにしても
薬代がばかにならないなー。

�L�e�B�����2005年8月のお話です。この後、またまた大変なことになるのですが、ダンナさまは今元気に生活しています!

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命の生還から6ヶ月目

2006年1月。
内分泌科の通院の日。

ナースがダンナさまの血圧を計るなり、
心配顔に。

”血圧が低い。。。”�͂Ă�

ドクターが再び計るも、やはり低い。

真っすぐ歩けるかとかいろいろやったあと、

”ERに今直ぐ行ってくれ!”�a�@

えっー!いったい何が!���[

幸いなことに、このドクターオフィスの
道をはさんだ隣がERのある病院でした。

ドクターが直ぐにERに連絡をしてくれて、
待つことなく、検査にはいることができました。

血圧が異常に低く、血液の塩分濃度が異常に高く、
脳の手術をしているので頭のCTも撮りました。

脳の手術をした後、身体のナトリウム量が増えてしまうと
脳は腫れてしまうのです。

そうなると、頭はとんちんかんになるのです。

ヤバい、これはヤバい!�K�[��

内分泌科の先生が後から駆け付け、
脳神科医もダンナさまを診てくれました。

そして即入院となってしまったのです。

ウエストバージニアから帰って来てから
普通に生活はできていたのに。。。

でも確かに水分摂取量が減っていたかも。。。

ナトリウム量が高くなったということは
頭がおかしくなったんだ!

この先どうなるんだろう。。。�������

疲れきった身体で家に帰った夜。

病院から電話が!

ダンナさまがあばれているから来てくれというのです!

またか。。。またやっちまったのか。。。jumee��faceA76

入院すると必ずこのパターン。

覚悟を決めて病院に。

ダンナさまはナースの監視のもと、
手をベットに縛られて怒っていました。

私が来たことをいいことに、
ナースはダンナさまを私にまかせ、
部屋を出て行ってしまいました。

さあ!ここから私とダンナさまのバトル開始です!�撣�邼�B���[��B

ダンナさまは麻薬中毒者のように
目をギンギンにさせていました。

言うことはチンプンカンプン。

幻覚も見ているようでした。

私が落ち着いて状況を説明するも、
理解できる状態ではありませんでした。

私は直ぐに悟りました。

こりゃー、大量にステロイドと精神剤を与えたな!

勘弁してー!
身体の大きいアメリカ人とは違うんだから!
量を考えろよー!���C

おしっこをしたいと言うので
尿瓶でするように言うと、

”子供達が見てるからここではできない”とか、

”友達がそこに立ってる”とか

幻覚をおこしていました。

しまいには、無理矢理尿瓶を
ふとんの中に入れようとした私に向かって、
尿瓶で殴ろうとしたのです!

私はキレました。

”よくもこの私にそんなことできるわね!
あんたの面倒なんてもう見ないからね!
私に見放されたらあんたはどうやって生きていくんだ!
一人でやっていけるんだったらやってみな!”

深夜のICUに私とダンナさまの怒鳴り声が響き渡っていました。

ナース達はびっくりしていましたが、
知ったこっちゃありません。
どうせ日本語でわかんないし。

私のだたならぬ怒りを見たダンナさまは
しばらくするとおとなしくなり、

”葵ちゃんと別れたくないよ~。”と
泣き始めたのでした。jumee��faceA129

麻薬中毒者ってこんななんでしょうね~。

薬が薄れてきたのか、少しおとなしくなったので、
6時間に及ぶバトルは終焉をむかえました。����@�p�`�p�`

朝6時にやっと解放されたのでした。�͂�

私、寝てません。。。�͂��A�b�v���[�h�t�@�C��

このバトルをダンナさまが覚えているわけもなく、
まともにつき合った私はいつもバカをみます。。。

私の睡眠時間をかえせー!�{��Ă��

�L�e�B�����いつも訪問ありがとうございます!まだまだ続きますので、お楽しみにー!

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�N���b�N���ĂˁB

頭がおかしくなったその後

緊急入院をした病院では
もう、治療するこがなくなりました。

身体はいいけど、頭の方はわかりません。

退院のためのカウンセラーが、
これからのプランのため私のところへやって来た。

もう少しリハビリが必要だから、
違う病院に移りましょう。ということだった。

家から遠くなっちゃうけど、
その方が私も安心なので、
保険がカバーするならと承諾しました。

当時私は仕事をしていたので、
ずっと病院で付き添うわけにはいきませんでした。

リハビリの病院に移るときも
私は仕事だったので、
救急車で搬送してもらいました。

その病院で、脱走ぐせがつき、
自分ではベットから抜け出せないように
ベットをまるごとテントのように
ネットで包まれていました。

四角いネットの中でダンナさまは
赤ん坊のようでした。

テントから出たいダンナさまは
テントのファスナーをしきりにいじっていましたが、
中からは開けられません。

その姿を見たとき、なんか動物扱いのような
気がして、むなしくなりました。

人が一緒にいるときは出してもらえるので、
なるべく病院にいるようにしました。

このときの状態は、
私とか友達を忘れるようなことはないのですが、
本人は夢の中で生きているような様子でした。

自分の今の状況判断ができず、
勝手に頭の中で考えてることしか
話にでてきません。

ほとんど妄想話です。

私は、
”もう、終わりだな。”と
あきらめた覚えがあります。

しかし、身体のリハビリはどんどん進み、
力強くズンズン歩けるし、平行感覚や物を認識する
能力も問題ありません。

問題なのは頭なのになー。
身体のリハビリは用かないんだけど。。。
まあ、家でなにもすることがないよりましかー。

などと思っていました。

1週間もすると、またまた退院のための
カウンセラーが私のところへきました。

24時間一緒にいられる人はいるか?というのです。

仕事があるので、昼間は無理というと、
ホームヘルパーの会社を紹介してくれました。

私達が日本人なので、
日本人の所のパンフレットをくれました。

電話して金額などを聞いてみると、
とても高くて払いきれません。

悩みました。

ダンナさまがひとりの時に一番心配なのは
事故です。火の始末とか。

火をつけたまま忘れるとかが怖い。

だったら、絶対にキッチンで火を使わないように
お昼とかチンする食べ物を用意すればいいか。

ホームヘルパーは頼めないんだから、
覚悟を決めて、ダンナさまをひとりにするしかない!

もう、どうにでもなれ!

やけくそで退院させることを決めたのでした。

�L�e�B�����訪問ありがとうございます!そしていつも応援してくださる皆様、ありがとうございます!

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リハビリセンターに入居

ダンナさまを退院させることに
困っていた私の様子を見て、

病院のカウンセラーが
リハビリセンターに入居してはどうかと
話を持ってきてくれました。

保険は3ヶ月間ならカバーするというので
その期間ダンナさまを預けることにしたのです。

家から何本ものフリーウェイを
乗り換えて1時間の所です。
アメリカでフリーウェイを1時間走るというのは
結構な距離になります。

まあ、走り屋の私は45分で行ってましたが。。。
(速度違反常習者です!)

その施設は、身体のリハビリが必要な人と
頭のリハビリが必要な人に分けられます。

もちろん、ダンナさまは頭のリハビリの方。

ドクターとナースも常駐しています。

1部屋2人なんですけど、
ダンナさまの部屋の人は
毎晩ロビーのソファーで寝ていて、
昼間もほとんど部屋にいないような人でした。

気を使うことが無かったので、
過ごしやすかったようです。

食事は全員でダイニングルームで食べます。

じっとしていられないダンナさまは
スタッフと一緒に食事の用意を手伝っていたようです。

たぶん、自分はここのスタッフのつもりでいたかも?

そして最初の頃は、
またもや脱走ぐせが出たらしく、
玄関をでるとアラームが鳴るように
手首に機械を取り付けられていました。

アメリカではよくあるんですよね。
病院から脱走した人が、
入院着のまま病院のまわりをウロウロしてること。

入院着はかっぽう着のような形で、
診察を簡単にできるように下着もつけません。

そのため、
脱走者はおしり丸出しでフラフラしているのです!

まあ、ここはリハビリ施設なので
普通の洋服だから、ダンナさまが
脱走してもおしり丸出しにはならないんですけど。

この施設に入ってからも
ダンナさまは、2回もERに運ばれてしまいました。

まいった、まいった。

つづく

�L�e�B�����このリハビリセンターに入って、どこまでダンナさまが普通になるのか!
これからの話も乞うご期待!(これは2006年の話です。)

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ありがとうございます!

エスケープマン!

リハビリ施設に入居して、
血圧が下がるたび、ERに運ばれました。

病院はリハビリセンターの直ぐ近くでした。

仕事中に施設から
入院したと連絡が入る度、

スタッフは何をやっているんだ!

と腹が立ちました。

その度、友人達に心配をかけることに
なってしまって。。。

入院中も頭はとんちんかんだし、
ちょっと絶望していました。

もちろん、治ると期待もしていましたが。

お見舞いに来てくれた友人に
妄想話をして、ずいぶん心配をかけたりしました。

たぶん、友達も絶望したことでしょう。

ある日、病院に行くと、
ナースが私の所へ来て、

今日、ダンナさまが部屋からいなくなった!

というのです。

でた!脱走犯!

警備のスタッフやら、ナースやら、
皆で病院中を探したというのです。

本人に問いつめると、

”朝だから、パンを食べようと思って
 買いに行ってただけだ。”

というのです!

どうやら、病院のカフェテラスで
食べ物を買っている所を発見されたらしい。

病院で朝ご飯は出たはずなのに。

よっぽどお腹が空いていたんでしょう。

それからは

”彼はいつも病院をエスケープするから
 気をつけて!”

と、ナース達に念を押すようにしました。

私は

”このエスケープマンが!”

とダンナさまを叱りとばしました。

自分の置かれている状況がわからないので、
何を言ってもダメなんですけどね。

自分はなんで病院にいるかも忘れてしまうのですから。

困ったエスケープマンでした。

つづく

�L�e�B�����そんなこんなで私もアメリカの病院にかなり慣れ親しんだものです。こんなこと慣れたくはないですけどね。

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ありがとうございます!

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葵林檎さん

ロサンゼルス在住20年。
はずかしながら未だに英語が苦手です。
頼りにしていたダンナさまが脳腫瘍になってしまってここまで強くなりました。壮絶人生と人はいうけれど、なんとかここまでやって来ました。夫婦の泣き笑い劇場ぜひご覧下さい。

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プロフィール

葵林檎さん

Author:葵林檎さん
ロサンゼルス在住20年。
はずかしながら未だに英語が苦手です。
頼りにしていたダンナさまが脳腫瘍になってしまってここまで強くなりました。壮絶人生と人はいうけれど、なんとかここまでやって来ました。夫婦の泣き笑い劇場ぜひご覧下さい。

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